一時オーディオに凝っていてマランツのSA8400という中級位の
CDプレーヤを使っていたのだが久しぶりに使ってみたらトレイ
が出て来ない。
モーター音はするのだが何かに引っかかっているようでウンとも
スンと言わない。

中を開けて見たものの原因は分からず。
修理するとデバイス交換で最低2万はかかる。

うーーん、どうしよう。。。

このさいPCオーディオに移行する事にした。
何枚かあるSACDは聞けなくなるがいたしかたない。

元々、興味があって以前組み立てた USB-Audio のキットが埃を
かぶっている。

http://www.vics.co.jp/product/kit/USB-Audio.htm


とりあえず、音が鳴ることを再確認。
ちゃんと出てる。

とは言え気になるのは音質だ。
多少でもオーディオをやった事が有ると以前よりちょっとでも音質
が下がると我慢できない。

「USB 音質」とかでググルといっぱい出て来る。
曰く、「USB は音質が悪い」と。

音質を良くする数万円のUSBケーブルまで存在していていかにも
オーディオらしいオカルトの世界だ。
普通に考えると USB はデータをパケットで飛ばす完全にデジタル
な話でケーブルで音質が変わる事は有り得ないが実際に変わったと
言う人が結構いる。

いろいろ、調べた結果僕が推測した理由は、
USBのバスパワーを使っているせい
である。

PCが作るジッタが云々とか言っている人がいるがあれは大嘘だと
思う。
僕が実験した結果ではPCに負荷がかかってパケットが間に合わない
とプッというノイズが入るだけだった。理屈と一致する結果だ。

しかも数万円するような USB-Audio 変換機でもバスパワー駆動で
ヘッドホンアンプまで動かしていたりする。
そりゃケーブルの品質で音が変わるわけだ。


そこで浅はかな考えでこんなケーブルを自作してみた。

バスパワーに5VのACアダプタを繋ぐ作戦だ。

しかし、PCが認識してくれない (;_;)
PC側のバスパワーを抵抗をいれてショートさせて見たが同じ。
真面目にUSBの仕様を調べて対応しないとダメっぽい。あえなく失敗。

しかたが無いので電源の有る USB アダプタを間に挟んでお茶を
濁す事にした。
それでも予想したよりはるかに音が良い。
音の厚みとか深さみたいな情緒的な部分は物足り感じがするが
単純な再生精度では7万円のプレーヤが3千円のキットに負けて
いる気がする。


いろいろググったら独立電源のキットを見付けたので最終的には
こちらにしようかと思う。
http://eleshop.jp/shop/g/g7BJ411/

http://eleshop.jp/shop/g/g7BJ412/



ソフトの話とかいろいろあるんだけど
長くなったので次回に続く、、

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