WSJSはPHPやJSP風のHTMLを動的生成するJSCPと言う機能を持っています。 但し、サーバ側ではなくクライアント側で動作します。

以下のサンプルHTMLを d:/test/jscp/select.html に置きます。

http://localhost:8080/wsjs/jscp/select.html にアクセスします。 <select>タグの内容がスクリプトによって展開されています。

「野菜」をクリックします。 <select>タグの内容がスクリプトによって更新されています。

select.htmlについて説明します。

  • JSCPはXHTMLを使用するためDOCTYPEとHTMLの宣言は必須です。
  • "http://jscp/" の名前空間定義も必須です。プレフィックスは自由です。
  • JSCP.js はJSCPの本体です。
  • <jscp:jscp>タグの内側では <%~%> に JavaScript が記述できます。
  • <%= 式%> は JavaScript の式の値に置き換わります。
  • コメントで括られているのは <% %> がXHTMLエラーとなる為です。
JSCPはHTMLでしかありませんのでサーバに負担をかけません(というかWSJSサーバが無くても動作します)。 又、サンプルの様にクライアント側で再度、動的な展開が行えるので リッチクライアントを非常に簡単に実装できます。