2013/01/05

VirtualBoxで物理HDDにOSをインストール

VirtualBoxの仮想環境を物理HDDに作成する方法のメモ。

試した環境は以下の通り。
  • ホストOS=FreeBSD
  • ゲストOS=WindowsXP

1. 空の物理HDDを用意する。


USB接続はディスクのフォーマットで失敗したのでSATAで接続。
FreeBSD固有の問題かもしれない。

2. 物理HDDを参照する仮想HDDを作成する。

一番重要。

sudo VBoxManage internalcommands createrawvmdk -filename RealHDD.vmdk -rawdisk /dev/ad1
/dev/ad1 は空のHDDのデバイス。
Windowsがホストの場合は \\.\PhysicalDrive1 とかになるらしい。

3. VirtualBoxの起動

RealHDD.vmdk を仮想HDDとして起動するだけ。
注意点は VirtualBox を一般ユーザで起動する場合に RealHDD.vmdk と /dev/ad1 にパーミッションを与えておくこと。

後は普通にOSのインストールが出来る。


 


因みに MBR 等もちゃんと書き込まれるのでこのHDDから物理マシンで起動もできる。
但し VirtualBoxでインストールした XP は起動途中で落ちた。
逆に物理マシンでインストールした XP は仮想マシンで起動ができる。
が、新しいハードウェアの検出が始まってしまうので物理/仮想での共有は非現実的かも。

物理HDDにすると高速になるかと思ったが固定サイズの仮想HDDと XP の起動時間は変わらなかった。あんまりメリットないかも(^^;



2012/07/21

X Window でクローンモニタ

前に調べたのに忘れてたのでメモ。

$ xrandr --auto

X Window は起動時に繋がっていないモニタには出力しないので DVI使っていてたまにRGBに出力したい時に必要。

昔は xorg.conf 書き換えて X を再起動する必要が有ったけど 今はコマンド一発。

auto だとクローン設定だけどdualモニタも設定できる。

$ xrandr --output VGA --right-of DVI

久々にプロジェクタでDVD見ようとしてはまった。


2012/04/17

libstdc++.soでエラー

FreeBSD関連 忘備録。

FreeBSDの chrome を ports からコンパイルしなおしたら 見慣れないエラーが出た。

/libexec/ld-elf.so.1: /usr/lib/libstdc++.so.6: version GLIBCXX_3.4.15 required by /usr/local/bin/chrome not found

依存関係で GCC-4.6 を必要としていたのでその関係っぽい。
ググったら対策があった。

  • http://forums.freebsd.org/showthread.php?t=28054

/etc/libmap.conf なんて設定ファイルが有ったのか知らんかった。

  • http://uyota.asablo.jp/blog/2007/01/26/1139418
実行時ライブラリのリンク先を変更できるらしい。
次の1行を設定して解決。
libstdc++.so.6 gcc46/libstdc++.so.6

が、これだと他のプログラムも変更されちゃうのでもう一捻り。

[/usr/local/bin/chrome] libstdc++.so.6 gcc46/libstdc++.so.6 [/usr/local/share/chromium/chrome] libstdc++.so.6 gcc46/libstdc++.so.6

/usr/local/bin/chrome は /usr/local/share/chromium/chrome にシンボリックリンクしているのだが両方必要だった。

忘れると思うのでメモっとく。


2011/12/08

FreeBSDのVirtualBoxでWin8 Preview版を動かしてみた

IE9 の動作確認をしたかったので VirtualBox で動かそうと思ったのだが Win7 はあまりに重そうだったので Windows8 Preview版を入れて見ることにした。

Windows8 はタブレットを意識したOSでかなり軽量に作られているらしい。 要求ハードは CPU:1GHz、Mem:1GB なので確かに軽い。

ISO ファイルは以下のサイトから落せる。

  • http://msdn.microsoft.com/en-us/windows/home/

この中の Windows 8 Developer Preview English, 32-bit (x86) を使ってみた。

これを VirtualBox にマウントして起動すると普通にインストーラが上がってくる。 OSタイプに Windows8 は無かったので Windows Others にしておいた。

途中ライセンスとか聞かれる事もなくあっさり起動。

ネットワークが認識されなかったのでカードの種類を変えてみたら認識した。 単にドライバが無かったらしい。

肝心の IE を立ち上げてみたら IE10 だったw

こいつで動作確認してみる。

すげぇ、角も丸いし影も付いてる。chromeと同じ見た目だ。

デバッガも FireBug 風のまともそうなのが付いてる。

ちなみにメモリは OS のみで 310k↑、IE起動で 360k↓ だった。

HDDの使用量は 7.11G。

なんだろう、Windowsなのにまともなのが不思議な感じだ。
ちなみに IE9 互換モードでもきれいに動作した。

アメリカでは IE のシェアが 40% になったそうなので MS も尻に火が付いて本気になったと言うことだろうか。

でも IE9 が WinXP で動かないのは MS の戦略ミスだと思う。
IE9 が良いとは言ってもやっと chrome に追い付いただけなので ユーザに OS のアップグレードをさせる程の価値は無い。 chrome で良いんだもの。

ところでこれ何時まで使えるんだろ?期限が書いて無いんだが..
まさかずっと?

もうちょっと詳しい手順はこちらのブログで。
http://blog.nully.org/2011/09/14/test-install-windows8-developper-version-on-mac-virtualbox/


2011/11/04

FreeBSDでニコニコ動画のDownload

最近、ニコニコ動画も見るようになった。
でもエコノミーなんで普通の時間帯だと低画質で見れたもんじゃない。

で、ニコ動もプロトコルさえ分かれば youtube と同じように Download 出来んじゃなかろーかと考えた。

早速ググってみると有りましたよ、そのままの名前のツールか。

http://sourceforge.jp/projects/nicovideo-dl/

こいつは python スクリプトなので FreeBSD の場合、落して来て実行するだけ。

オプションはこんな感じでニコ動のユーザ/パスは必要となる。

Usage: nicovideo-dl [options] video_url Options: -h, --help print this help text and exit -v, --version print program version and exit -u USERNAME, --username=USERNAME account username -p PASSWORD, --password=PASSWORD account password -o FILE, --output=FILE output video file name -q, --quiet activates quiet mode -s, --simulate do not download video -t, --title use title in file name -l, --literal use literal title in file name -n, --netrc use .netrc authentication data -g, --get-url print final video URL only -2, --title-too used with -g, print title too

実行してみる。

$ nicovideo-dl -u xxx@xxxx.com -p ****** sm15337964 Logging in... done. Retrieving video webpage... done. Retrieving info data... done. Extracting URL "url" parameter... done. Requesting video file... done. Video data found at http://smile-cln37.nicovideo.jp/smile?m=15337964.40314low Retrieving video data: 100.0% ( 8.63M of 8.63M) at 51.97k/s ETA 00:00 done. Video data saved to sm15337964.mp4

sm15337964.mp4 が落せたので mplayer で実行してみると

VIDEO: [H264] 352x200 24bpp 59.940 fps 240.0 kbps (29.3 kbyte/s) エコノミー画質だ。

同じ物を空いている時間帯に落してみた。

VIDEO: [H264] 640x360 24bpp 60.000 fps 1502.0 kbps (183.4 kbyte/s) 高画質で落せた。

元の動画によってはもっと高画質で落ちて来る事も有る。

VIDEO: [H264] 960x540 24bpp 30.000 fps 2494.2 kbps (304.5 kbyte/s)

つーことは気になった動画はIDを控えてこいつを cron で深夜に動かせばエコノミーでも高画質で見れる。\(^o^)/

ちなみにコメントは落せない。
youtubeにはコメ付きの動画が上がっているがどうすれば落せるのだろう?


2011/08/01

FreeBSDでNFS出来ないまさかの原因...

久しぶりに音楽用のPCにリッピングデータをコピーしようとして NFS マウントしようとしたらなんだかエラーが..

# mount hoge:/hoge /hoge RPCPROG_NFS: RPC: Program not registered

ググっても家の現象と一致するものが無い。

そもそも普通にマウントできていた状態から設定を変えていないのだが 長いこと通電していなかったせいか少し前までハードの調子が 悪く頻繁に落ちていた。

fsck の最中に落ちるような状況も有ったので嫌な予感はしたのだが 取りあえず原因を探って行くことに。

# ps -ax | grep nfs #

nfsd が上がって無い。

# ps -ax | grep mountd #

mountd も上がって無いのか。

# /etc/rc.d/mountd restart mountd not running? (check /var/run/mountd.pid). Starting mountd. /etc/rc.d/mountd: WARNING: failed to start mountd

# /usr/sbin/mountd -d #

無反応。

$ ls -l /usr/sbin/mountd -r-xr-xr-x 1 root wheel 0 Jul 11 07:13 /usr/sbin/mountd
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

mountd のサイズ 0 って..

他から持って来た mountd のバイナリをコピーしたら復活しましたが こんな思いっきり ReadOnly のファイルがクラッシュで消える事が有るんですね..

FreeBSDとはいえクラッシュ時のファイルシステムは過信しない方がよさそうです。


2011/07/06

FreeBSD用のCPU温度モニタ

クーラー我慢してPCを付けてるとCPU温度が気になる。
しかし xmbmon は Core2Duo に未対応のまま放置されてるので 稼働中の温度がわからない。

しょうが無いんで自力で作ってみた。

温度の取り方はググったら既にまとめている人がいた。感謝。
http://www.usamimi.info/~sakura/cgi-bin/blog/article.php?id=164

へー、カーネルモジュールと sysctl で取れるんだー。

# kldload coretemp $ sysctl -a | grep temper dev.cpu.0.temperature: 44.0C dev.cpu.1.temperature: 42.0C

おー、取れた。しかもコア毎に温度が違うんだ。知らんかった。

後はこれをグラフにするだけなのだがグラフ化でCPUを消費するのは 本末転倒なのでヘビーなツールは使いたく無い。

しょうが無いので久しぶりに X Window で書いて見ることにした。

が、覚えてねー (^^;
どこから手を付けていいのかすら思い出せない。 でもグーグル先生は偉大です。 ちゃんと情報が出て来ました。少なめだけど。

今時、生の X アプリってどこに需要あんだろ。 MacOSの特殊なアプリぐらいか?

と言うわけでソースはこちらからどうぞ。

  • https://kotemaru.googlecode.com/svn/trunk/xcpumon/

FreeBSD で Core2 系CPU と言う非常に限られた環境専用です。 (Atomでも動作しました。最近のIntel系はOKなのかな?)

温度だけではもったい無いのでCPU使用率と周波数も表示してみました。
CPU使用率は top みたいにコアの平均値のみだと意味無いので単コアの最大値も表示します。

こんな感じ。

: CPU周波数
: CPU温度
: CPU使用率/単コアの最大値
: CPU使用率/全コアの平均値

リアルタイムに確認したいCPU情報としては十分かと。

オプションはザックリこんな感じなので環境に合わせて 適当に調整してください。

usage: xcpumon [<options>...] -g <width>x<height>+<x>+<y> : window size. -mt <val> : max value of temperature. -mf <val> : max value of freq. -l <val> : max logging count. -i <val> : interval sec. -v : verbose mode. -wm : enable window manager. -font <font>: 8px X font name.

-display とか未サポートですが俺得実装なので 必要な人は勝手に拡張してください。 て言うかお願いしまふ。


2011/03/26

FreeBSDのVirtualBoxが凄すぎる

FreeBSD をメインで使っているとどうしても Windows が
必要な時が有って困る。
仮想マシンを使えば良いのだが FreeBSD は XEN のホスト
になれない。

で、仕方無く QEMU を使うのだがこれが Core2Duo でも
結構重く結局ノートPCを使っていた。

別件で調べ物をしていた時に VirtualBox と言う仮想マシン
が FreeBSD でも動作し結構速いと書いて有ったので試して
みたがこれが凄すぎる。

- Sempron/2800+ のノートPCより速い (Core2Duo/6420)
- ネットワークは無設定で使える。(NAT)
- オーディオも無設定で鳴る。
- ホストOSのファイルは共有フォルダでアクセスできる。
- マウスを仮想マシンに取られない。
- X_Window <-> Windows 間でコピペができる。
- Youtube も普通に見れる。(さすがにコマ落ちはする)

と、もう至れり尽くせり。



インストールは port の emulators/virtualbox-ose から
行えば問題なくできる。
起動は /usr/local/bin/VirtualBox コマンドで。


後は「新規」で仮想マシンを作って、「設定」から Windows
のCDイメージをマウントして「起動」するとインストール
が始まる。

但し、CD-ROM は直接マウントできない。一旦、ISO イメージ
に落す必要がある。
$ dd if=/dev/acd0 of=win-xp.iso bs=1024000



chromeでYoutubeを見ている所。


なんかもう ウハウハ です。


参考サイト:
http://www.running-dog.net/2009/07/emulatorsvirtualbox.html



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20年勤めた会社がリーマンショックで消滅、紆余曲折を経て現在はフリーランスのSE。 失業をきっかけにこのブログを始める。

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